サラリーマン 雑記

【指導】を勘違いしていませんか?上司が気を付けるべき部下への指導の仕方。

皆さんの働く現場では必ず上司、部下がいると思います。

教育の場では先生を生徒という立場で

時には厳しく指導するときもあります。

 

その指導するときはどのようなことに気を付けていますか?

相手を思いやった指導や心に響く指導が出来たら完璧ですよね。

 

しかし、ただ部下や生徒を叱るだけでは指導ではありません。

ここで私が思う【指導】を記事にしていきます。

 

【指導】とは

まずは指導で辞書を引いてみると

1、ある意図された方向へ教え導くこと とあります。

 

漢字だけで見ると

してく」で指導です。

 

どうですか、指導のとき指して導いていますか?

指摘だけして終わっていませんか?

 

上司、先生がやりがちな【指導】

よくやりがちな指導は

例えば上司に書類の作成を任されて

上司「ここはこうじゃないから。」

 

先生に教室を掃除してと指示されて

先生「その掃除じゃきれいにならないよ。」

と言われたとします。

 

そう言われても部下や生徒はどうしたら良いか分かりません。

部下は自分が正解だと思って実行したことを

上司に「こうじゃない」とだけ言われても

何が違うのか、正解は何なのかまったく分かりません。

 

これだけでは【指導】ではなく【注意】です。

その分からない状態で部下が上司の思い通りに実行できるはずがありません。

生徒と先生の関係にも同じことが言えます。

 

私の実体験

私も上司から「○○を使って□□が入る棚を作って」と言われ

言われた通り作ったところ

「それだと物が取り出しにくいから作り直して」とだけ言われ

手探り状態で再度作り始めました。

 

後から縦向きを横向きにした方が良かった、もう少し幅を広くすると良かったと分かったんですが

何度も作る手間や考える時間の無駄が非常に多い為、

やはり指して導くことが大切だと思います。

 

【指導】の例

先ほど

上司「ここはこうじゃないから。」

先生「その掃除じゃきれいにならないよ。」

では【注意】にしかなっていないと言いました。

 

この場合の部下や生徒への【指導】の例は

上司「ここはこうじゃなくてグラフを使って書類を作って。」

先生「その掃除じゃきれいにならないからまず水拭きからやって。」

指して導くことが大切です。

 

このように【指導】すると部下や生徒も何をしたらよいか明確になり

即座に実行に移せます。

 

まとめ

もちろん部下や生徒に考えさせることも大事だと思いますが、

考えて実行した結果できていないことに対して

【注意】だけで終わってしまうと

どのようにやれば良いか考えてまた実行しやり直し

という世界一無駄な無限ループに入ります。

 

何度も言っていることが出来ないのは部下や生徒に問題がありますが

「こうじゃないからやり直し!」

だけでは上司や先生自らの評価、部下や生徒からの信頼もダダ下がりです。

 

部下や生徒の働きやすさ、生活のしやすさを第一に考えるならば

何かを指摘するときや注意するとき

注意で終わらず、指して導く状況であれば前述の例を参考に

是非、【指導】をしてください。

 

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